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積み木くずし、見ました。
舘さんって・・・、こんなこと言っては本当に失礼になってしまうんですけれども、
演技・・・お上手だったんですね・・・ｖ。（ヒィ！スミマセンスミマセン！！）
っていうのはなぜかといいますと、
私、今のところ舘さんってタカとハトと
「弟」の時のお医者さん役しかしっかりみたことがなくて、
それ、全部がどうしても「舘さん」にしか見えてなくて
ここまで役柄と一体になってる役者さんも凄いな〜〜と思ってたんです。
（たぶんそれができるのは舘さんだけです）
演技はもちろんされているんでしょうけれど、
でもご本人そのまま、という印象が強かったんです(^_^;)
しか〜〜し！
今回の積み木くずしは違いました。
正直最初はイヤだったんですよ、役が・・・。
でもストーリーもよかったし、あの役は舘さんで正解だったな、って思いました。
舘さんはもともと、セリフよりも心から出てくる感情を体全体で表現することを
大事になさっていたみたいなので（フォーエヴァーメイキング参照）
今回それがしっかりと出ていらっしゃったので見ててすごい！と思いました。
役柄と舘さんがきちんと別々に見えました。
＝あの父親になりきれなかったあの方になっていたと申しましょうか・・・。
娘も親も、すごく不器用だったんだな〜って思いました。
なんだかお互いに気を使いすぎておかしくなってしまったというか・・・。
親子だったのにもかかわらず、うまく自分の気持ちを言葉に出来なくて
あんな結果を招いてしまったというか・・・。
私も多少なり学生の時はいじめにあっていたことがあったので
自分さえ我慢したらいいんだ、親を悲しませちゃいけない！という気持ち
すごくよくわかります。
私の場合、暴力のいじめまでにはいたりませんでしたが・・・。
でも言葉でのいじめもキツイよね・・・。
確証がないぶん、問い詰めることもできないしね・・・。
机に「死ね」とか書かれた事もあったな〜、そういえば・・・。
隣の席の男子を問い詰めたら蹴りいれられたんで
思いっきり蹴り返してやりましたけどね。
暴力だったらこんな感じで絶対やり返してたんだけどな・・・。
当時友達はトイレに呼び出しくらって水かけられたりとかしたそうな・・・。
私にそれをやりゃあいいのに・・・。
同じ女だから容赦しなかっただろうなぁ・・・。
相手側もそれわかってるから、トイレに呼び出しとかしなかったんだろうな・・・。
女が団体で集まってやるいじめって、ホント暗いっつうかなんつうか・・・。
今もそうなんだろうか・・・？
・・・って今はそんな話じゃなくて、まあ、やはり言葉でのいじめで多少なりとも
心に傷はついてしまっていたらしく、
母親はそれに気がついてくれたんですね。
私はどちらかというと自分の胸のうちに全てをしまいこんでしまうタイプなので
母親も充分にそれをわかってくれてたので
「何があったの？話してごらん」
・・・と一言言ってくれたんです。
もちろんすべては理解してもらうことなんてできないけど、
それでも理解しようとはしてくれたんですね。
積み木崩しの娘さんの状況とはかなり違うし、父親芸能人じゃないけど
でも、今思うと私はこの母親の言葉に救われてたんだな、って見てて思いました。
この娘さんの場合は親がオドオドしちゃってて
ひとまず聞いてあげようという姿勢がなかったように感じました。
だから最後の最後まで知らなかった・・・。
それって子供としてもつらかったと思うよ。
でもそれ以上に、もう親には心配かけたくない！
という気持ちの方が強かったんだなって思いました。
どこまでも心が優しくて、純粋で・・・。
でもやっぱり知ってもらいたかったから手記を残したんだろうな・・・。
（・・・勝手な憶測ですけどね・・・）
喫茶店で働き始め、
介護の資格を取り、最後を迎えるまでの間はご本人も
本当に幸せな時間を過ごされていたんだと、そう思いたいです。
じゃなきゃ、あまりにも悲しすぎる・・・。
舘さんのおかげで・・・というわけじゃありませんが、
でもあの父親に対する誤解もちょっととけたような・・・。
印税で暮らしているんだろうと思ってたら、他人にもってかれてたんだ・・・。
それはホント知らなかった・・・。
あと、父親として不器用ながらも娘を愛していたんだ、ということは
舘さんの演技をとおして伝わってきたと思います。
このドラマは見てよかったと思いました。
一番印象深かったのは梨本さんが部屋に押しかけて
「もう出て行ってくれ！オレに構わないでくれ！」
と言った後、入り口でうずくまるシーンなんですが・・・。
あんな感じの情けない、というかなんか包んであげたくなるような役柄も
舘さんあってるんだな〜と思いました。
4年後に恭兵さんと「あぶない刑事」以外でなんかドラマで共演してほしい！と
今までにないくらい、その瞬間強く思った・・・。
（その瞬間全然見たことないお二人のシーンが脳裏をよぎったんだよね・・・。
あれは不思議な感覚だった・・・。
何故4年後かというと、舘さんは緑生の年だし、恭兵さんは達成の年だし・・・。
（●木先生の占い）
きっと民衆をひきつけるステキなドラマができる・・・ハズｖｖ←妄想中（アホや）
人にはタイミング、というものがあるから
丁度4年後がお二人にってすごくいいタイミングの年のハズなんだけどな・・・。
舘さん、来年はゆっくり休んで欲しいな〜・・・。）
あと御通夜のシーンですね・・・。号泣してました・・・。
・・・で別の意味で印象深かったのは舞台で演技している舘さん・・・。
すっごく不思議な感じ・・・。
つうかやっぱり銀幕スターなんだな、と・・・（苦笑）。
（ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい〜〜〜）
